高田耕造商店 紀州産棕櫚束子
皆さんこんにちは。ニッポンマーケットSTAFFです。
昨日は4月なのにも関わらず宇都宮は雪がしんしんと降っていましたね。
まるで真冬のような気温でしたが、めったにお目にかかれない雪見桜が見られたのは貴重な体験でした。
昨日は4月なのにも関わらず宇都宮は雪がしんしんと降っていましたね。
まるで真冬のような気温でしたが、めったにお目にかかれない雪見桜が見られたのは貴重な体験でした。
さて、本日は高田耕造商店の「紀州産棕櫚束子」をご紹介いたします。
今でこそパームヤシのたわしが主流ですが、日本で採れるたわしの原料と言えば棕櫚でした。
現在は入手困難となった国産の棕櫚を使ったたわしを作るのは
和歌山県海南市にあるたわしメーカー、高田耕造商店。
現在は入手困難となった国産の棕櫚を使ったたわしを作るのは
和歌山県海南市にあるたわしメーカー、高田耕造商店。
こちらの紀州産棕櫚束子は機械巻きではなく、職人さんがひとつひとつ手で巻いております。
昔ながらの棕櫚の束子はコシが強くも柔らかく、やさしい毛先は肌にこすりつけても全く痛くないのです。
昔ながらの棕櫚の束子はコシが強くも柔らかく、やさしい毛先は肌にこすりつけても全く痛くないのです。
当店で扱う紀州産棕櫚束子は大きさが3つございます。
細かなところまで洗えそうな、特小サイズ
食器洗いから野菜まで使い勝手の良さそうな小サイズ
お風呂場などの掃除で大活躍しそうな大サイズ
実際に手で触れてみると、その棕櫚の柔らかさに驚くことまちがいなしです。
手に持った時のチクチクとした感じが少なく、優しい触り心地。
ですがしっかりとコシを感じる、ぬくもりあふれる棕櫚束子です。
お客様の中には棕櫚束子で体を洗っていますなんて声も聞こえるほど、
その用途の幅広さは通常私達が手にしている束子とは比べ物にならないくらい優秀なのです。
一本の棕櫚から採取できる棕櫚皮は1年にわずか10枚ほど。
1枚1枚職人の手により採取しています。
そんな貴重な国産の棕櫚皮ですが、高田耕造商店ではさらに色みや繊維の状態の良い物だけを選別、
束子職人が一つ一つ丁寧に作り上げた束子はまさに芸術品とも言える最高品質の棕櫚束子です。
紀州産束子はしっかりとした箱に入った状態で販売しておりますので、
贈り物にも最適です。もちろん、ご自分用でも。
ぜひ店頭にて、職人がこだわり抜いた紀州産棕櫚束子に触れていただきたく思います。
それまでの束子の概念を覆す柔らかさと繊細さ、そして棕櫚と寄り添ってきた人々のあたたかみを感じる逸品です。