今年の節分は2月2日。縁起物の桧の枡で、福を呼び込む豆まきを。
皆様こんにちは、ニッポンマーケットSTAFFです。
今年の2月2日は節分ですね!
『節分は2月3日』だと思っていたSTAFF、そうではなく「春分の前日が節分の日」なんだそうで。
季節を春分や秋分といった二十四節気に分けていくと、閏年のようにズレが生じ、
春分の日がずれてそれで今年は2月2日が節分になるんだそうです。
ちなみに立春の日が2月3日で節分が2月2日になるのは、
明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりなんだそうですよ!
次はまた100年後くらい?と思ったら、2025年から4年ごとに再び2月2日が続き、その後も増えていくそうです。
さて、本日は節分の豆まきに欠かせない、枡(ます)をご紹介します。
星野工業 桧ます
天然桧(ひのき)を使用した枡です。
■素材:桧(ひのき)※5勺のみ天然木
■日本製
■仕上げ方法:無塗装
※素材特有のヤニが出る場合がありますが害はありません。
■日本製
■仕上げ方法:無塗装
※素材特有のヤニが出る場合がありますが害はありません。
サイズは4サイズ。
左から5勺(しゃく)、1合、5合、1升。
枡は元々、「量る器」、つまり計量器でした。
今でもお米やお酒を量るのに、「一升」とか「一合」というのは、
長さは尺、重さは貫、体積は升を基本単位とした尺貫法の名残です。
お米を計るときは今でも「合」を使いますから、馴染みがありますね。
5勺は1合の半分、1升は10合です。
また桧の枡は、桧の香りがお酒に移るので、お酒を頂く器としても人気です。
枡がお酒を飲む器として主流になったのは昭和30年代のこと。
戦後、日本酒生産の復興により、枡は日本酒の「おまけ」として、
またその美しい木目や香りの良さから、節分の豆入れとして、お祝い事の記念品として使われています。
桧には抗菌効果があり、水に強く長持ちします。
縁起物でもありますから、邪を払い、春や福を呼び込む節分の豆まきにもってこいなんですね。
【星野工業株式会社】
栃木県鹿沼市にある、昭和20年創業の木製品の総合メーカーさんです。
鹿沼の木工産業の歴史は、日光東照宮造営のため全国各地から集まった宮大工や建具職人が
その技術を伝承したのが始まりと伝えられています。
日本古来から親しまれ、愛され続けてきた木製品を昔からの伝統と技術、
70年以上もの実績により、時代の多様化するニーズに応え、環境にも配慮したものづくりをされています。
木だけで組上げた枡は、まさに日本の伝統工芸です。
海外でも日本の伝統的な器として注目されている枡、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。