大坂屋の三段手ほうき
皆さんこんにちは!ニッポンマーケットSTAFFです。毎日うだるような暑さで何も手につかないですよね。皆さん体調は大丈夫でしょうか?今年は例年にも増して気温も湿度も高い夏、料理も洗濯も掃除も暑さに負けてサボりがち。。。
さて、本日はお部屋掃除を楽しく、そして懐かしい気持ちにさせてくれるほうきをご紹介いたします!
鹿沼にございます「夢箒 大坂屋」大坂屋のほうき、当店でも多数取り扱っております。その歴史は古く、宝永元年、1704年創業で311年を迎えます。現在、店主は15代目。創業以来、栃木県伝統工芸品である鹿沼ほうきや日用雑貨と作業衣料、祭り用品を取り扱っております。
本日ご紹介するのは三段手ほうきです。
持ち手柄の先、3段に絞りほうきの美しさとまとめた使いやすさを追求している、実用的なほうきです。
職人さん自ら育てたほうき草を取り込みし、脱穀、天日干し、選別し編み上げられます。実がついているほうき草が残っているのが手造りの証ですね。
とじ糸飾り付けがカラフルなのが目を引きます。そして末広がたのかたち。江戸、明治時代には、子供が早く亡くなるため、蛤ほうきのデザインには子宝に恵まれ、元気に育ちますようにとの願いが込められ、嫁に出す折には2本を嫁ぎ先へ持たせた開運箒でもあるそうです。
穂先もとてもしなやかで履き心地もやわらかく抜群、このしなやかさとやわらかさは「女性の美しさ」を表現しているそうですよ。
実際に手にしてみると、なんでしょう、とても懐かしい気分でいっぱいになります。クラシックが流れる校内、三角巾をしてみんなでお掃除をした昼休みへとタイムスリップできます。
掃除機よりも10年、20年も使えるほうき、自然素材で出来ているので無害な上に畳からフローリングまで用途が幅広いです。また、電気を必要としないので静かなうえにエコ、そう考えると「ほうき」は掃除用具でもかなり優秀な逸材なのではないでしょうか。
職人の手作りで、どれひとつ取っても全く同じものはないほうき。地元が生んだ伝統工芸品をぜひご家庭にいかがでしょうか。そのほか大坂屋さんのほうきは各種取り揃えておりますので、ぜひお店で実際に手にとって見てくださいね。