駿河竹千筋細工 虫かご ミニ丸
皆さんこんにちは。ニッポンマーケットSTAFFです。
もうすぐ梅雨入り、天気はどんより曇り空ですね。カエルの合唱も日に日に数が減ってきているように感じます。
季節を景色や音や風で感じる風習が日本人独特の感性であり文化であることを皆さんはご存知ですか?
有名な歌人や文豪は季節を音や風で感じ、それを文字に起こし、あるいは詠うことで移り行く季節の流れや儚さを楽しんでいたのではないかと、古の文化人に思いを馳せております。
さて、本日はお部屋にいながら、デスクワークをしながらも「涼」を感じられる、可愛らしい虫かごをご紹介いたします。
もうすぐ梅雨入り、天気はどんより曇り空ですね。カエルの合唱も日に日に数が減ってきているように感じます。
季節を景色や音や風で感じる風習が日本人独特の感性であり文化であることを皆さんはご存知ですか?
有名な歌人や文豪は季節を音や風で感じ、それを文字に起こし、あるいは詠うことで移り行く季節の流れや儚さを楽しんでいたのではないかと、古の文化人に思いを馳せております。
さて、本日はお部屋にいながら、デスクワークをしながらも「涼」を感じられる、可愛らしい虫かごをご紹介いたします。
ご紹介するのは駿河竹千筋細工の虫かご ミニ丸。
こちらを製作されているのは、静岡市内で“駿河竹千筋細工”を扱う職人12人で組織される、静岡竹工芸共同組合。この駿河竹千筋細工は細く割った竹を丸く加工した竹ひごを用い、伝統的な技法で一本一本編んだり、組んだりして、繊細な花器、虫かご、菓子器などに仕上げます。伝統を守り、継承した技術の中からのみ創られる美術工芸品ですので、各方面から高い評価を得ています。
こちらの虫かごミニ丸は手に乗るくらいのかわいい虫籠。
こんなにコンパクトな虫かごは初めて見ました。
上部はしっかりと編みこまれています。蒸し器の蓋のようで素敵です。
竹ひごから成る柵がとても美しく、伝統工芸の技が光っていますね。竹の虫かごは、せみやとんぼなどを、短い間、楽しむのにはいいようです。風通しがよくて、涼しそうですよね。
底ははずれませんが、窓が気持ちよく開き、中に入れる虫も取り出しやすいです。平安時代より貴族の間で虫かごにいれて、 コオロギや鈴虫の声を鑑賞する文化がありました。
江戸時代には、東海道、駿府(今の静岡市)のおみやげとして人気があり、 ひごの美しさは虫たちの声を楽しむ繊細で優美な感性を今に伝えています。
江戸時代には、東海道、駿府(今の静岡市)のおみやげとして人気があり、 ひごの美しさは虫たちの声を楽しむ繊細で優美な感性を今に伝えています。
虫が苦手な方は、小さな置物や小物を入れてインテリアとしてお楽しみいただけますよ。
お店にある商品で、虫かごにいれて可愛いものを入れてみました。
瀬戸焼の折り紙鶴のお箸置きも、虫かごに入れると雰囲気がガラッと変わります。
当店の大人気商品、タビネズミくん。身長が思いの外あり、とても窮屈そうです。助けを求めているようにしか見えませんね。笑
MILANの本型消しゴムを入れました、和洋折衷。なかなか可愛いと思いませんか?
虫かごとしてももちろん、インテリアとしても涼しさを感じさせてくれる「夏」なアイテム、駿河竹千筋細工の虫かご。丸く細い「竹ひご」が編み出す優雅な曲線は、見る人、手に取る人に和みを与えます。経済産業大臣指定伝統的工芸品にも認定されている、まさしく日本の伝統ある「良いもの」です。
オフィスに、お部屋に、職人技が光る本物の夏の風物詩はいかがでしょうか。
贈り物にもぜひご利用下さい。手に取り目にした瞬間、一つひとつがいかに精巧に作られているか、驚かれること間違いなしな逸品でございます。