涼しげなガラス 松徳硝子の「うすはり」
皆さんこんにちは。ニッポンマーケットSTAFFです。今日も日差しが強く気持ちが良い天気ですね!
ニッポンマーケット入り口では、以前ブログにてご紹介いたしました津田水引の風鈴が涼しげな音色を奏でております。夏が待ち遠しくてたまりませんね。
ニッポンマーケット入り口では、以前ブログにてご紹介いたしました津田水引の風鈴が涼しげな音色を奏でております。夏が待ち遠しくてたまりませんね。
そんな中、本日涼しげな夏食器が新たに入荷いたしましたので夏を先取り!ということでご紹介させて頂きます。
松徳硝子の代表作「うすはり」です。
1922年、電球用硝子の生産工場として松徳硝子は創業。その後、主にガラス器の製造を行ってきました。
中でも電球硝子の製造法である薄吹きをさらに改良し誕生した「一口ビールグラス」と呼ばれる、京の料亭や割烹で愛用されてきたグラスは、半世紀以上のロングセラーアイテムです。
その後、この「一口ビールグラス」や、松徳硝子の原点である「電球」、そして、これまで作り上げた数千種ものガラス器製造のノウハウを元に生まれたのが平成元年誕生の「うすはり」です。
CMでもうすはりは多く使用され、俳優の妻夫木聡さんやアーティストの斉藤和義さん、そしてイチロー選手などなど各界の著名人が実際に手にしています。
持ってみてビックリしたのが、硝子食器とは思えぬ軽さ。驚きを隠せませんでした。
サイズはタンブラーサイズ、容量は約375ccということなので缶ビールがちょうど1本入ります。
ちなみにビールが入った状態の「うすはり」がこちら。
・・・ごくり。ビールがより美味しく飲めるよう研究に研究を尽くされたフォルム。美しいです。
そして松徳硝子が世界に誇る技術、薄吹きで仕上げられた飲み口がこちら。
この薄さ、なんと0.9mm。極限の薄さはもちろん、長年の電球作りの技術を受け継いだ職人さんがひとつひとつ丹精を込めて作っています。この繊細な飲み口が、味を引き出し、氷の音、手にした感触に独特の味わいを出します。
手間を惜しまず職人の手によって作り上げられる「うすはり」は、その薄さゆえ粗が目立ちやすく、材料の品質や職人の技術が非常に問われるそうですよ。MADE IN JAPANの底力を見せ付けられているような、薄くて繊細な中にも職人たちの熱き思いが沢山詰まったグラスです。
当店で扱っている「うすはり」は木箱がついたペアセットとなります。
ギフトなどに喜ばれることと思います。もうすぐ父の日ですし、お父さんにプレゼント、なんていうのも素敵ですよね。口元だけでなくぜひ五官で体感していただきたいグラスです。ワンランク上のグラスをぜひご家庭でいかがでしょうか。