伝説の鉛筆・PALOMINO BLACKWING

皆様こんにちは、ニッポンマーケットSTAFFです。
 
 
ニッポンマーケットでは数多くの鉛筆を取り扱っているのですが、今日はその中から、
「PALOMINO BLACKWING鉛筆」をご紹介します。
 
 
 
 
 
 
BLACKWINGは、1930年代〜1998年にドイツのEberhard Faber社が発売していました。
「ウェストサイドストーリー」の作詞家スティーブン・ソンドハイムや、「エデンの東」の作家ジョン・スタインベック、
そして日本の「帝国ホテル」を手がけた建築家フランク・ロイド・ライトなど著名なクリエイターたちが愛用していました。
 
1998年に廃盤になった後、復活を望む熱烈な声に応えたのが、PALOMINOブランドを立ち上げたアメリカのカリフォルニアシダープロダクツカンパニー。
2010年に新たにPALOMINO BLACKWINGとしてブランドを蘇らせました。
 
 
 
 
 
始めに復刻されたのが、こちらの「BLACKWING 602」
純カリフォルニア産のシダーと日本製の鉛芯を使用した高級な質感になっています。
 
 
グレーの本体に金字のロゴ、黒い消しゴムがスタイリッシュ。
硬度はB程度。
現在も多くのミュージシャンやアーティストに愛用されております。
 
 
 
 
 
モレスキンの手帳、トラベラーズノートとあわせて。
アイデアを書き留めたり、日記を書いたり。。控えめな筆圧でササッと書き上げることができるほどよい硬さと滑らかさが特徴です。
 
 
 
 
軸色がブラックのこちらの「BLACKWING」は、硬度4B程度。
 
 
こちらはボディが黒で消しゴムが白。
 
 
 
 
 
 
月光荘のスケッチブックと。
柔らかく滑らかな書き味で、デザインを書いたり、スケッチに持って行ってもいいですね。
 
 
 
 
 
頭についている消しゴムは短くなったら引っ張り出して使え、さらに取り外しもできます。
 
 
幅およそ4mmの角型ですので、細かい所でも使いやすいです。
 
 
 
 
消しゴムを挟んでいるこの金属製のクリップが、BLACKWINGの特徴です。
このクリップを作る機械が故障し、製造中止の原因にもなったとか・・
 
 
 
 
 
1960年代の広告業界を描いたアメリカのドラマ 「MAD MEN」 でも、小道具として使われているそうですよ。
プロに愛されていた背景が、ドラマからも伝わってきますね。
今度から手元に注目して見てみようと思いました^^
 
 
 
 
 
鉛筆1本にもこんなに深い歴史とドラマがあるんですね。奥が深いです、文房具。。
今後も色々な鉛筆を皆様にご紹介していきたいと思います。
 
是非、お店に実物を見にいらして下さいね。
 
 
 
 
【 2016/09/20 お知らせ 】