秋色のセルロイド

皆様こんにちは、ニッポンマーケットSTAFFです。
 
今日はレトロな風合いのセルロイドの小物入れをご紹介いたします。
 
 
 
セルロイドは、明治時代、アメリカで開発されました。
樟脳(しょうのう)というクスノキから採れる天然樹脂を固めた物なので、プラスチックよりも柔らかく優しい感触です。
微生物により分解され土に還る特徴があります。
 
 
 
はじめはビリヤードのボールに使われる象牙の代用品でした。
その後大正時代から戦後まで雑貨やおもちゃなど様々な製品が普及しましたが、安価なプラスチックの登場により衰退しました。
そのため、今ではすっかり見なくなりましたが、セルロイドならではの色合い、柄、質感はやはり素敵です。
 
 
 
ご紹介する松野屋さんのセルロイドは、今では数少ない国産のもので、東京下町の職人さんによって一つ一つ手作りで作られています。
 
 
まずはふでばこから。
蓋は少し丸く盛り上がっています。
 
 
 
 
 
〇ふでばこ(大)
60×215×H30mm 約50g
 
 
長さがあるので消しゴムや鉛筆削りも一緒に入ります。
 
 
 
〇ふでばこ(小)
40×190×20mm 約30g
 
 
鉛筆4本ほど入ります。
 
 
 
 
お次は小物入れ。
丸型と、正方形の2タイプ。
 
 
 
 
 
〇丸
直径80×35mm 約20g
 
 
旅行へ持っていくアクセサリーボックスとして、ピルケースとして。
 
 
 
〇正方形
90×90×25mm 約30g
 
 
自宅で鍵や腕時計のトレーとして、オフィスでデスク周りの小物入れとして、裁縫セットや絆創膏などを入れて鞄に。
 
 
〇セルロイド製品の取り扱いについて〇
 
※耐熱温度:約70℃
※燃えやすい材質のため火のそばには絶対に近づけないでください。
※直射日光の下に放置すると反り返ることがあります。
※シンナーなど溶剤系の液体はご使用にならないでください。 
 
 
 
 
 
 
いかがでしたか?
見る方によっては懐かしくもあり、新鮮でもあり、鼈甲のようなすべらかなセルロイドの質感、
ぜひお店でご覧になって下さいませ。
贈り物のパッケージとして使っていただいても素敵です。
 
 
【 2016/09/13 お知らせ 】