LYRA PROFI 338

今日は海外買付で仕入れた面白い文房具をご紹介致します。
ドイツの大工さんが材木などの線引きに使用する鉛筆です。その名もLYRA PLOF 338鉛筆。
軸と芯が長方形の形をしています。この形の鉛筆は通称、カーペンターペンシルとも呼ばれます。
通常の鉛筆削りでは削れないのでナイフか、カーペンターペンシル用シャープナーを使って削ります。
実はSTAFFもこの文房具は生まれて初めて見ました。形も大きさも、今まで見た鉛筆の中でも一番異様な形でした。
何故形が長方形状なのかというと、大工さんが使うとき平らでは無い所においた時に、転がっていかないようにできているからなんです
大工さん意外でも、工場や作業場といろんな現場で活躍しそうな鉛筆ですね。
 
 
この鉛筆が生まれたドイツは本来、欧文書体は平ペンで書く歴史があり、平体の筆を持つことでその文字の特徴を歴史と共に探る事ができます。コンピュータで文字を制作するにあたって、自分の手で基礎を知らないと文字はつくれません。そう考えると、カーペンターペンシル(カリグラフィーペンを含む)は欧米のタイポグラファーにとっては必要不可欠なものなのかもしれません。
 
 
建築のお仕事や現場で働いているお父さんにあげたら、きっと役に立ちますね。
鉛筆のコレクションをされている方にもオススメしたいです。
 
また、お店にはその他にも建築の現場やデザイナーが使っている定規も多数ご用意しております。
我こそは建築プロ。我こそは定規フェチ。という方はぜひ一度お店にいらして、いろんな定規を見て下さい。
きっと使いやすく、仕事に役立つものに出会えるはずです。
 
 
【 2013/09/10 トチギマーケット 】