芯ホルダーKOH-I-NOOR

今日はお天気が曇りで、雨が降るかと不安でしたが、無事夕方までもちましたね。6月も終わり梅雨も終わりましたが、雨の心配はなかなかつきないですね。
さて、前回に続いて今日はチェコの文具メーカーKOH-I-NOOR(コヒノール)の芯ホルダーをご紹介致します。

KOH-I-NOORは、東欧チェコで200年以上もの歴史を持った名門ステーショナリーブランドです。1790年に創立されました。
シンプルで飽きのこないデザインのものや、ウッディーで手になじむ質感は幅広い方たちの支持を受けています。
KOH-I-NOORの社名の由来については諸説色々とあるようですが、大昔にこの会社創設時の鉛筆の名前がKOH-I-NOORであったらしく、
その当時、非常に良く売れて、鉛筆の名前が広く知れ渡っていたことから、社名をそのままKOH-I-NOORにしたそうです。
KOH-I-NOORの名前はインドの幻のダイアモンドから来ているらしいです。
イギリス人とチェコ人の研究者が鉛筆に木を挟む製法を開発して、その技術を利用して創業したと由来しています。その当時の日本は鎖国の江戸時代です。鉛筆、色鉛筆、を中心に製造しています。
さてチェコの文具メーカーが作り出す芯ホルダーとはどんなものなのでしょうか。

まずはこちら。KOH-I-NOOR マーブル芯ホルダー 5340 5.6ミリ
 
 
 
マーブル模様はボディだけでなく、その中の芯までマーブル模様。
 
 
混ぜていない3色の塗料にチャプンと浸けたような模様は1本1本デザインが異なります。一期一会をお楽しみください。
芯は本体に1本付属していますが、予備の5.6mmマーブル芯もセットでどうぞ。
 

続いてこちらはKOH-I-NOOR 5.6ミリ三角軸芯ホルダーVERSATIL 5347
 
 
三角軸なので持ちやすく、長時間のグラファイトデッサンに使えます。
鉛筆芯のような芯を軸の先端の3枚のチャックと呼ばれる機構が付いた筆記具です。
製図・デッサン用ですが、鉛筆のように何本も持ち歩かなくても済むので一般筆記用としても人気の筆記具です。
軸尾を押して芯のホールドを弱めて芯の出方を調節するドロップ式。
軸部は樹脂製の三角軸だから太くても持ちやすく、転がりません。
KOH-I-NOORの芯ホルダーは軸尾に芯研器が付いていますが、この5347には付いていないようです。
このサイズになると普通の鉛筆削りで削れます。
カラーはレッドとブラックの2色です。
5.6mm芯が1本付属されています。
 
 
最後は、細身の芯ホルダー。 KOH-I-NOOR VERSATIL 5216

シャープペンシルの便利さと鉛筆の良さが一つになった商品です。
本体のお尻に付いているシャープナーでいつでも芯をとがらせることが出来ます。
芯は2mmのものをご使用頂けます。
芯ホルダーの良さは、なんと言ってもチャックで芯をホールドするドロップ式の良さ。機械を触っているような感じが好きです。また、コヒノールのキャップはネジ込み式のキャップで、中はシャープナーになっています。
 
 
たくさんの種類の芯ホルダーにも、太さが違うものや、用途によって違う使い方がありますね。
ぜひお店でお手にとっておためし下さい。
紙を芯が走る感覚や、なめらかさ、鉛筆やシャープペンシルとは違った触感が得られるはずです。
 
次回はドイツの老舗文具メーカーFaber-Castellの芯ホルダーをご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに!
 
 
【 2013/07/12 トチギマーケット 】